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eFaxの遅延問題|米国にサーバがあるのは事実だが遅延の原因は別

efaxは米ナスダック上場のj2Globalという企業が世界に展開するクラウドFAXサービスです。


efaxでは米国のサーバを経由してFAXを送受信します。日本国内から日本国内にFAX送信するのにも米国を経由します。

わざわざそんな遠回りをしてメリットがあるの?FAX遅延の原因になるのでは?と不思議に感じる方もおられると思います。
こちらの記事ではefaxの遅延が発生する原因について、米国サーバーの問題も含めて解説していきます。
efaxの遅延について関心をお持ちの方は是非ご覧ください。

光ファイバー網で世界がつながる時代に距離の心配は不要

efaxの送受信サーバーは米国にあります。
おそらく、サーバを複数国に設置するより米国に一極集中させる方がコストが抑えられるので、そのような仕組みにしているのでしょう。

efaxを使ってFAXを送信する場合は、次のような手順で文書が送られます。
①PCやスマホのEmailから、インターネット回線を経由して、米国のefax送受信サーバーに送信文書を送信する。
②送受信サーバーがFAX送信用にデータを変換した上で、国際FAX回線を利用して相手先にFAX文書を送信する。

つまり、efaxの送受信においては、インターネット回線と国際FAX回線の両方を使って、日米間をデータが行き来することになります。
しかし、光ファイバー網で世界が繋がり、インターネット全盛期の現代においては、もはや日米間の物理的な距離が遅延の原因になることはほとんどありません。

私自身もefaxを使った送受信を何度も利用していますが、A4用紙1枚程度の文書送信であれば、ほぼ3分以内で送受信が完了します。

ですから、efaxの送受信サーバーが米国にあるからと言って、FAXの遅延を心配する必要は全くありません。

FAX遅延の原因はかなりのケースで相手の話し中

では、FAXの遅延や不達が発生するのはなぜでしょうか。
それは一般的なFAX受信装置(ファクシミリ)の仕様に原因があります。

会社で使われるものであれ、個人で使用するものであれ、一般的にファクシミリは電話回線を使って通信します。
ファクシミリを設定したことのある方であればご存知でしょうが、電話回線のモジュラージャックを差し込んで利用します。
そして、電話回線においては、他の相手と話し中(通話中・通信中)の場合は、それ以外のコールを拒絶します。
こんなことは常識なのですが、インターネットメディア(Email・SNS等)全盛の現在では、逆に古典的通信手段ともいえる電話回線のポンコツ度を知らない人がいるようです。

電話回線は、常時1人の相手としか通話ができないのです。
FAXも同様に電話回線を使いますので、1件の相手と通信中は他の相手と通信はできないのです。

特にやっかいなのは、FAXを送りたい相手先が、一斉FAX送信中のときです。
一斉FAX送信は企業向けのファクシミリが標準的に備えている一般的な機能ですが、指定した複数の相手に対し、自動的にFAX通信をしていく機能です。
一斉送信が始まると、1つめのFAX送信が終わるとすぐに次のFAX送信を始めるため、一斉送信が完了するまで、他の相手からの受信を受け付けてくれません。
これに加えて、FAX通信はEmailなどに比べて通信の仕組みが古いため、1件の送受信に異常に時間がかかります。
ですから、30~40件程度の一斉送信であっても、再送信も含めて下手をすれば2~3時間ロックされてしまうこともザラです。

以前にFAXを頻繁に使う会社に勤めていましたが、その頃はこの一斉送信には何度も泣かされています。

もちろんこれ以外にも紙切れやトナー切れ、はたまた停電など色々な理由はありますが、やはりFAXの遅延原因として圧倒的に多いのがこの一斉送信による話し中です。

インターネットメディアと旧式メディアの効果的な使い分けを

おそらくefaxや、ファクシミリを利用されている方は、なにがしかの意図があって利用されていると思います。

ただ、現在ではEmailやSNSが充実しているので、情報伝達手段をFAXだけに依存するのはナンセンスです。
ほとんどの場合はEmailやLINE・チャットワークなどのSNSで代替できます。

一方で、FAXを利用すれば、相手先に紙媒体として伝達事項を届けることができますので、Emailのように無視されることが少なくなります。
その意味で、アナログではありますが、営業ツールとしては有効な面もあります。

現代では通信手段は非常に豊富にあり、それぞれに一長一短があります。
「FAXの遅延が発生する」と嘆いている方は、FAXとは遅延するものだと認識した上で、他の通信手段もうまく使いながら、それぞれを有効活用していく道を選択される方が良いと思います。

 

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