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シンセの機能のざっくりとした説明

   

大体のシンセで共通してるだろうと言う部分を簡単に概要だけ。単純化して捉えることでとっつきやすくなればいいなと思います。細かい部分についてはPrologueとかMassive辺り使いながら別で詳しく書いていければと思います。

【注意】基本的には考えながら書いていくので内容は大して、というか全くまとまっていないものになるだろうことは予め言っておくので忙しい人はWikipediaとかを見たほうがいいと思う。暇な人は考えながら読んでいただいて、遠慮せず「いや、○○はどうなの?」「それはどうかと思う」とかコメントでもTwitterででもツッコミを入れてくれれば嬉しい限りです。

構造

大体のシンセで共通と思われる部品は大まかに分けて5つ。

オシレーター(OSC…oscillator)
フィルター(FLT…filter)
アンプ(AMP…amplifier)
LFO(LowFrequencyOscillator)
エンベロープ(ENV…envelope)

OSC/FLT/AMPにはそれぞれ色々パラメーターがあり、それらを個別に設定し、LFO/ENVでそれらのパラメータを動かしたりしてやることで多彩な音色を作ることが出来る。

synth_about

オシレーター

波形の種類や音程を設定し、大元の波形を出力する。シンセの種類によって複数あったり選べる波形が違ったり同じ名前の波形でもどのように出力されるかが違っていたりして音の違いにつながってたりする。FM(FrequencyModulation)やWM(WaveModulation)、OscSyncとかなんやかんや弄れるところがいっぱいある。いっぱいあるしシンセによっても異なるので詳しくは別で書く。

波形の設定

基本的な波形としてはサイン波(Sine)・三角波(Triangle)・矩形波(Square)・ノコギリ波(SawTooth)辺りが大体のシンセで共通していると思う。この4種類くらいしか無いシンセもあれば、漁るのもめんどくさいくらいいっぱい波形があるシンセもある。オシレーターが複数ある場合、OSC1はサイン波、OSC2は矩形波、など個別に設定できる。

音程の設定

ドの鍵盤を押せばドの音、レの鍵盤を押せばレの音が出るのがもちろん基本ではあるけれど、僅かにドよりも高くor低く、とか、1オクターブ高いor低いドの音を出したい、とか、敢えて増4度の音程を出したい、とか設定できる。とはいえ鍵盤ひとつひとつごとに設定できるわけでなく、一律での設定にはなる。シンセによっては鍵盤一つ一つにできるものもある。

オシレーターが複数ある場合は、オシレーター毎にそれぞれ設定できるので、OSC1は普通の音程、OSC2はちょっと高めor低めとか、オクターブ上or下を重ねる、とか、5度でハモらせるとか出来る。

音量の設定

OSC毎の音量の設定もできるので、OSC1にちょっとだけオクターブ上or下のOSC2を混ぜる、とか音量バランスをとることが出来る。

フィルター

オシレーターから出力された音色を加工する。ローパスフィルターで高い方を削ったりハイパスフィルターで低い方を削ったりバンドパスフィルターで一部だけ残したり。これもシンセによってフィルターが複数あったり種類が違ったりする。これも詳しくは別で。

カットオフ

CutOff。基準点となる周波数を決める。何の基準かはフィルターの種類によって異なる。

レゾナンス

Resonance。Cutoff周波数を強調したりする。フィルターの種類や、シンセによって意味合いが変わる場合がある。

種類

ハイパス
Cutoff周波数から下の周波数を削る。ハイ(高音)をパス(通過)、つまりは低音を削る。

ローパス
Cutoff周波数から上の周波数を削る。ロー(低音)をパス(通過)、高音を削る。

バンドパス
Cutoff周波数周辺のみを残す。バンド(帯域)をパス、高音・低音両方削る。この時に残す帯域の広さ
を設定するパラメータも何かしらあるはず。名前はシンセによって異なる。(BandWidthとかが多いか)

dB/oct
フィルターがどれくらい削るかを示している。dB(音量)/oct(オクターブ)。オクターブ毎にどれくらい削るか。例えば-12dB/octのローパスはCutoff周波数を500Hzにすると1000Hzの周波数が-12dB、2000Hzの周波数が-24dB、4000Hzの周波数が-36dBされるような削り方をする。(周波数が2倍になるとオクターブが1つ上がる。)

シンセによっては他にも色々とフィルターの種類(と、それに伴ってパラメータの種類)があったりするので個別のシンセについてはググったりヘルプを見たほうが早い。

アンプ

最終的に音量を決定する。定位(パン)もここで決定することになるシンセが多いと思う。基本的にはここ単体というよりは後述のLFO/ENVとの組み合わせでいじることが多い。というか音量は最初からENVと関連付けられている。アンプ単体でパラメータを弄るのは、作った音がでかすぎるから下げる、くらいしか無い気がする。

LFO

直訳すれば低周波発生器とでも言おうか。設定した波の形でOSC、FLT、AMPの各パラメータを制御することができる。シンセによってLFO自体の数、波形の種類、どのパラメータに当てることができるか、などが変わってくる。LFOが多いほど複雑というか込み入った周期変化の設定が出来る。LFOが複数ある場合、LFO1でLFO2のパラメータを制御する、なんてことも出来る。

LFOの波形

オシレータの基本波形と同じ。シンセによってやはり種類は異なる。選んだ波の形に従って、制御するパラメータの値が動く。サイン波であれば連続的になめらかな上下、矩形波であれば上限値と下限値を一定周期で行ったり来たり、など。あまり複雑な波形が用意されてないこともあるが、複数のLFOがあれば組み合わせることで複雑な波形による変動制御も実現できる。

周期

RateとかHzとか単位が付いてるかもしれない。パラメータを変動させる速度。

変動量

値をどのくらい変動させるか。波形で言うところの振幅。LFO全体の変動量と、制御するパラメータ毎の変動量とをそれぞれ設定できる。

制御するパラメータ

どのパラメータをLFOで制御するかを画面上でどのように設定するかはシンセによって異なるのでググるかヘルプを見るか。

エンベロープ

LFOが一定周期でパラメータを常に動かし続けるのに対して、こちらは鍵盤が押されてからの時間経過でパラメータを制御する。音量には最初から関連付けられていて、外したりすると音が鳴りっぱなしになってしまったりする。やはりシンセによってエンベロープが複数ある場合もあるし、どの程度詳細に設定できるかも異なる。複数あればENV1でENV2のパラメータを、ってことも可能だし、LFOでENVのパラメータを、とかENVでLFOのパラメータを、ってことも可能。

Attack
鍵盤が押されてからどれくらいの時間でどれくらいの量を変動させるか。音量で言えば、時間を速く設定すれば鍵盤を押してすぐに最大音になり、遅く設定すればゆっくり音量の上がる音になる。ものすごく当たり前のことを書いている気がする。

Decay
Attackが経過してからどれくらいの時間でSustainの値に移行するか。音量で言えば、Sustainを弱めに設定した上で、Attack経過後すぐに減衰するように短く設定すれば鍵盤を押した時だけ強く出る音に、長く設定すれば鍵盤を押していてもだんだん弱くなっていく音になる。

Sustain
Attack>Decayが経過してから鍵盤を押している間のパラメータの値。Attackの変動量と同じであればDecayが実質意味を持たなくなる。

Release
鍵盤を離してからどれくらいの時間で0に戻るか。音量で言えば、短く設定すれば鍵盤を離してすぐに消える音、長く設定すれば鍵盤を離したあとに減衰するので余韻が残るような音になる。

とても説明できていない気がするので、ちょうどいいページを見つけたので貼っておきます。

シンセサイザー研究室

実際にどう操作していくかとかはCubase付属のPrologueとかMassive辺り中心に具体的に今後書いてこうと思います。

Cubaseじゃない人はSynth1でも入れてこのへん見ながらやってください

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